いまいるブログ

マルチタスクから解放されるべく、心地良い生活を求めてミニマリストへ!

情報過多時代の自分の可能性を広げていくためには、型にはめないことは重要

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私は完全な内向型な人間。

内向的だからといってできることが限られているわけではない。

自分に向いていないことでも、自分なりに工夫すると、内向的な発想で切り抜くことができる。

 

いつもの日課の入浴中の読書でのこと。

今は「静かな人」の戦略書を読んでいる。3周目くらいで繰り返し読んでいる本の1冊。

この著者は内向的な人だけれど、やっている仕事のスケールが大きすぎて私とは比較もできないくらいすごい人。でも、そんな人も内向的ゆえの悩みを抱えて、切り抜けているのが参考になる。

その中の1節に今日は引っかかった。

あなたや私だけにぴったりの仕事なんてものは、存在しない。

誰もがどうにかして自分の強みを見出し、それを生かして生計を立てようとする。言い換えれば、重要なのは自分が最も価値を生み出せる仕事を見つけることであり、それは必ずしも、いちばんやりやすい仕事とは限らない。

静かな人の戦略書p95より

確かに、自分にぴったりの仕事は存在しないかもしれない。内向型の人に向いている仕事と言われるものもある。ネットで調べればたくさんの職業が上がってくる。

内向的な人に向く仕事とは?とGoogleで検索

プログラマー、Webライター、インフラエンジニア、マーケッター、工場の作業員、清掃員、警備員、トラックドライバー、 農業など

内向的な人は、高い集中力を発揮できるため、黙々と行う作業で強みを発揮する傾向があります。また、ひとつの物事に対して納得いくまで突き詰めることも得意なので、特定の分野で専門性を高めたり目標に向かって努力したりするのも、苦にならないようです。

 

内向型の適職に、私の場合はどれにも当てはまってない。

 

こうやって、すぐにPCやスマホから調べ物ができるのはとても便利である。いつからか、何か疑問があると簡単に検索し、答えを求めるようになっているのが日常になっている。

今から20年以上前の私が高校生の頃はPCで検索することはなかった。大学生になって初めてPCを持った。その時はスマホもまだないので、こんなにすぐ検索などできない。

 

何を言いたいかというと、自分を型にはめすぎてしまって、逆に可能性をつぶしているような世の中になっているんではないかということ。

 

なぜ、そんなふうに思ったかというと。

我が家には、大学受験を控えた子がいる。何がしたいとか、何が学びたいとか、自分の強烈な意思がない。学校の先生も困り顔で、夏休み前に3者面談ではやりにくそうな感じで、思わずこちらがフォローしたような状況だった。

いわゆるZ世代のこの子は性格診断だとか、そういった分類が大好き。私は○○タイプだからこういった職業は向いていないだとか、○○型だからこっちが向いているとか。

傾向は確かにあるかもしれないけれど、そんな性格診断で分類されたものに従って、全ての人が職業についているわけではない。

私だって、内向的だけど営業の仕事をしたこともあるし、飲食業で接客業もしたことだってある。今だって、初対面の人と会って、話をしないと仕事にならない。内向的だから黙々と仕事をして自分のペースで進めるなんてできる仕事ではない。

多くを知れることで、自分を決まった型に入れて、自分の可能性を潰さないでほしい。

情報が少ない時は、そんなことなんて知らずに、自分の進む道を選択してきている。もちろん失敗もあったし、辛いこともあった。自分に合っていないことでも、その中で自分ができることで解決して評価されることもあったと思う。

この歳になったからわかることもあるんだろうけど、なんだか現代の情報量過多は子供には酷だなぁと感じた。