いまいるブログ

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知らなかった!ういろうと羊羹の違いとは??

こんにちは、いまいるです。

先日、お土産で水外郎(みずういろう)をいただきました。

子供達にはういろうと羊羹は同じに見えるらしいのです。

そもそも違いはなんだろうと思い、改めて調べてみました。

 

 目次

 

 外郎と羊羹の違い

皆さんはどちらも食べたことがありますか?

見た目が似ている、ういろうと羊羹ですが、全く違う和菓子です。

  • ういろう:米粉や小麦粉、わらび粉を使用した生地を蒸して作ります。モチっとした食感です。
  • 羊羹:小豆を練った餡を寒天で固めたもので、練り羊羹や蒸し羊羹、水羊羹などがあります。寒天の濃度で硬さが変わります。

材料と製法が違うんですね。見た目に騙されていましたが、食感は全然違うのでこういうことだったんだとうなずけました。

 外郎について深掘り

 ういろうの歴史

ういろうは室町時代に薬として知られていた「外郎薬」に由来しています。薬屋であった外郎家にちなんで名付けられたとされています。

 ういろうの種類

カラフルなういろうを見たことがありますよね。しろ、黒(黒糖)、緑(抹茶)、サクラあたりはどうでしょう?お店によっては味のバリエーションが豊富なお店もあり、青柳総本店は品揃えが豊富です。

そのほか、なまういろうや水ういろうといったよりもっちりぷるんとした食感の違うういろうもあります。

 ういろうの有名どころ

名古屋一択かと思いましたが、実は名古屋だけではなかったようです。小田原や山口や伊勢でういろうが有名なようです。場所により材料が異なるため、食感に差が出るようです。例えば、

山口のういろうはわらび粉を使用して、しっとりした食感です。

名古屋のういろうは米粉を主原料として、もっちりとした食感です。

ういろうといえば、やはり、名古屋が思い浮かぶかと思います。名古屋で外郎が人気になったきっかけがあるようです。1931年に「青柳総本店」が名古屋駅で立売りをはじめ、この活動で店舗が増えて名物となりました。

 名古屋のういろうメーカー

青柳総本家: 名古屋駅をはじめ、さまざまな場所で販売している老舗で、名古屋銘菓としての地位を確立しています。テレビ取り上げられていて、マンゴー味などユニークなものを作ったりもしているようです。

青柳ういろう | 青柳総本家 公式サイト

大須ういろ: 職人が丁寧に蒸しあげたういろが特徴で、オリジナル和菓子「ないろ」も提供しています。ウイロバーなど個性的なういろうがあります。

名古屋みやげ 大須ういろ | 名古屋みやげ 大須ういろ

雀おどり總本店: 伝統製法で作られるういろが自慢の品で、創業160年の歴史があります。

雀おどり總本店

餅文総本店: 創業360年の伝統を持つ老舗で、もちもちの食感にこだわったういろを提供しています。私は水外郎が個人的には大好きです。

創業1659年 名古屋ういろの元祖 餅文総本店

各ショップの個性もあるようで、どのお店も美味しそうです。オンラインショップもあるので比較して食べてみるのも面白いですね。

ういろうの作り方

買うしかないのかと思って、検索すると。んんっ?作れる?

レシピを探すと富沢商店がヒットしました。自宅近くにもあり、実は材料を混ぜて蒸すだけです。手軽に作れるのでこれはいいかもしれません。

基本のういろう | レシピ | 富澤商店

 

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 羊羹について深掘り

  羊羹の歴史

羊羹の歴史は、鎌倉時代に伝わり、小豆を使用した蒸し羊羹の原型が生まれました。さらに、江戸時代には、砂糖の普及により甘い羊羹が誕生して今のような練り羊羹や水羊羹などへ発展しました。

  羊羹の種類
  • 練り羊羹: 小豆、寒天、砂糖を練り上げて作られ、しっかりとした固さが特徴。保存性が高く、非常食としても利用されます。スポーツ羊羹や一口羊羹として携帯して気軽に食べられる糖分摂取アイテムとしても見かけます。
  • 水羊羹: 練り羊羹と同様の材料ですが、寒天の量が少なく、ゼリーのような柔らかい食感を楽しめます。冷やして食べると美味しいですよね。
  • 蒸し羊羹: 小麦粉や葛粉を加え、蒸し固めたもので、しっとりとした食感が特徴です。くり蒸し羊羹は秋になると出てくるので、私はこれが楽しみです。
  羊羹の有名どころ

羊羹の消費量では、福井県佐賀県(特に小城市)があります。福井県では、冬に水羊羹を食べる習慣があるようです。

佐賀県小城市は「羊羹王国」とも呼ばれ、多くの羊羹屋が存在し、伝統的な「切り羊羹」の製法が残っています。佐賀県にはシュガーロードも通り、砂糖とは縁の深い土地柄なのです。

  羊羹のメーカー
  • 虎屋: 創業500年以上の歴史を持つ和菓子店で、特に「夜の梅」などの羊羹が有名です。コッテリとした濃厚な羊羹で贈答品としても人気が高いです。

    株式会社 虎屋

  • 玉嶋屋: 江戸時代から続く老舗で、昭和12年に「玉羊羹」を開発しました。玉羊羹は非常に有名で、楊枝などで突いて中の羊羹を取り出して食べます。

    福島県|二本松|玉嶋屋|

 
  羊羹の作り方
練り羊羹も寒天で煮溶かして、固めるだけなので意外と簡単に作れます。買って食べるのも美味、お家で作っても美味。