こんにちは、いまいるです。
カフェに入って、BGMが気になってしまいリラックスできなかったような経験がありますか?
実はこれ、HSPあるあるです。
HSPは音や匂いに非常に敏感です。音楽家のような耳の良さや、料理家のような下の鋭敏さとは異なる敏感さです。
この記事では、普段HSPがどんなことを気しているのかを具体例を交えてご紹介していきます。HSPのことが少しでも理解されると嬉しいです。
目次
HSPは感覚が敏感
嗅覚
普段、私たちは音や匂いに囲まれて過ごしています。それらを好む、好まないかは個人差のあると思います。大半の人が気にならないようなことでも、HSPにとってはひどく不快なものになることがあります。
回避するためには、自己防衛をするしかありません。
匂いが気になる場合はその場から離れる、マスクの中にリフレッシュミストを振りかけるようなことが有効です。
苦手な匂いの例をあげてみましょう。
- タバコ
- 香水
- パーマ液
- 柔軟剤
- 香味野菜
- 魚介類
タバコは喫煙者の近くにいるだけでも感じ取れます。香水の匂いが強い人の接客をした時はむせてしまい、しばらく呼吸が苦しく対応できなかったようなこともあります。
香味野菜や魚介類などは、いい匂いと感じることもあるでしょう。私の場合は春菊の匂いが強すぎて食べられません。すき焼きで一緒に食べる人がいる場合は、最後の方に入れて食べてもらえるようにお願いしています。魚屋さんは刺激が強すぎて決心しないと入ることができません。
敏感なゆえにメリットもあることもあります。
繊細な嗅覚でわずかな違いも感じるので、匂いで季節を感じ取れるようなことがあります。雨の降った時の独特のあの匂い、自然を感じてリラックスできる瞬間です。嗅覚の敏感さを利用して、リラックスタイムにアロマなど焚く人もいるかと思います。お風呂にオイルを数滴垂らすだけでも、好きな香りに包まれてリラックスすることができます。
聴覚
苦手な音の例をあげてみましょう。
- 花火
- 電車の音
- クラクション
- 大きすぎる音楽
花火も大きな音がするので苦手な人が多いです。私は個人的には花火は大丈夫ですが、爆竹のような音だけがパンパンするようなタイプは苦手です。
それに近いのがクラクションの音でしょうか。急になることと、大きすぎる音量にびっくりしてしまいます。車の警報器の音も類似音で、遠くの方で鳴り響いていると思わず耳を塞ぎたくなります。
カフェでの話にもあったように、好みでない音楽ではリラックスできないのでせっかくのカフェから出ざるを得ないようなこともあります。
ここ数年は、イヤホンを持ちあるいてごくごく低音量で自分の好きな音楽を流しています。そうすることで、苦手な音がダイレクトに届く影響が防げるようになりました。音の場合もその場から離れることに加え、イヤホンをすることである程度影響が少なくなります。
では、メリットは何があるでしょうか。
耳が敏感でより何かが聞き取れると言うわけでもないので、心地良い音楽には心底陶酔できるといったところでしょうか。
私の場合では、風の音や水の音、雨が降っている音などもリラックスできる音になります。好きなミュージシャンの音楽は耳が集中してしまうので、自然音の方が何かしながらには向いていると思います。
視覚
- 強い光
- 強烈な色彩のもの
- ごちゃついている風景
見た目が乱雑だと落ち着かないことが多いです。柄と柄で洋服がチグハグな人を見ると気になってしまい、電車などでソワソワしています。自宅でも極力ものは置きたくないので、整理整頓を心がけています。色を統一する、同じもので揃えて並べるなどして整頓をしています。
明るい光も苦手です。間接照明程度の明るさで十分で、夜寝る時もアイマスクをしています。
触覚
- 肌触りの悪い服
- 温度差
- 風の当たり方
感覚も敏感なので、手触りのいい洋服を選ぶなど日常の生活で工夫もしています。ウールはチクチクしてしまいます。自宅の外の電車が通ると、私は微細な振動を感じます。家族は何も感じないと言うことなのでこれもHSP的な感覚かもしれません。
まとめ
これだけ、敏感なことを書いているとどれだけ扱いにくい人たちなんだろうと思いますよね。簡単に言うと刺激に弱いんです。
HSPでない人の定規が1cm刻みの10cmなら、私たちは1mm刻みの10cmでメモリが異なる違いといったところでしょうか。測れる範囲が細かいと言うことです。
だからと言って、気遣って欲しいわけではないのです。これは私たちHSPが勇気を持って、周りの人に自分の不快さを伝えなければ伝わらないので、努力が必要な部分でしょう。HSPがどういう気質なのかを理解してもらえるだけで十分です。
私のバイブルで、繰り返し読んでは自分に落とし込んでいます。
アフェリエイト広告を含みます